2010年11月24日

中国−危うい超大国

中国 − 危うい超大国

著者スーザン・L・シャーク博士は、ニクソン大統領やキッシンジャー特別
補佐官が中国と国交正常化を決意する以前に、中国へ留学してます。それも
高校生の時に。勇気あるなぁ。


多分中国語を、母国語のように話せるのでしょう。実際、何分の1かは、
中国を母国のように感じていることが、膨大な文章の端々にうかがえます。
ですから、中国が脅威だという本はあまたありますが、自身はアメリカ人で
ありながら身内のように、政治指導者や軍人、そして共産党の等身大の姿を
描き出しています。それが類書と決定的に違う点です。


中国の政治家が高圧的かつ傲慢に見えるのは、実際にそうである場合は少なく、
余りにも政権の正統性、維持、運営、生存に関して危機感を持っているため、
言い方を変えれば、自信がないためだと言います。自信がない時ほど、高圧的に
振る舞わざるを得ないのだと。

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posted by ジャパニスト at 03:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 本のレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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