2015年07月19日

くろよん

40年前に石原裕次郎さんによって映画公開された、『黒部の太陽』
が中村獅童さんの主演で舞台化され、大阪梅田芸術劇場で昨日
から上演されているそうです。

私はこの映画を、田舎の中学の体育館で授業の一環として観ました。
ものすごく感動したことを覚えていますが、なぜか映画そのものよりも
今はもうない、その時の中学校や体育館の様子や、周りで一緒に
観ていた同級生の顔を鮮明に覚えています。

多分、黒部という厳しい自然や巨大なダムという、ちっぽけな一人の
人間とは比べ物にならないくらいの存在に対して、困難を承知で
臨んでいくというストーリーに感動したのだと思います。

なぜ今になって『黒部の太陽』なんだ、という点はTVでも新聞でも
説明されていなかったですが、やはり人間が物理的にも大きくて
難易度も半端じゃないものに挑戦するという、判り易くてそれだけに
訴求力のあるものを、誰かが求めたのだろうと想像しました。

40年前に映画を観て以来、北陸方面を旅するときは必ず地図の
上で「黒部」を探す癖がついてしまいました。まだ行ったことは
ありませんが、いつか行ってみたいと思います。

『黒部の太陽』を観て興味のわいた人は、吉村昭の単行本『高熱
隧道』を読まれるといいと思います。黒4の前の、戦時中に建設された
『黒3ダム』を題材にした小説ですが、映画とはまた違った興趣が
あります。
posted by ジャパニスト at 08:05| エンターテインメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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