2015年03月22日

リトアニア歴史概論ー序論(翻訳)

この本は、長い沈黙を経て、英語でリトアニアの歴史を提供しよう
いう、最初の試みです。
これはアカデミックな研究でも教科書でもありません。むしろ、
興味がある兄のために短い形式で提供する、最新の研究を盛り込んだ
リトアニア史の概観です。この文章は、スタシス=サマラヴィシャス
博士によるリトアニアの歴史に関する一連の講話が元になっており、
過去数年間に亘り、ラジオ・ヴィリニュスから海外向けに放送されました。
肯定的な反応と言っていいこれらのシリーズに対する巨大な関心は、
また書籍という形でリトアニアの簡潔な歴史を提供することに、著者へ
勇気を与えました。


1940年以来、リトアニアがソビエト連邦に占領された時、歴史学は
多くの経験ーその他の分野での巨大な不均衡と同じく、政治的、
思想的な操作に晒されることを経験しました。
新時代の研究、即ちソビエトの権力による始まりには十分な優先順を
与えられる一方で、過去の時代への関心には一般的にはがっかりさせ
られるか、制限されました。この当時、国内でリトアニア史の写真が
依然強要されたり制限され続けたのは、不思議ではありませんでした。
リトアニアの再独立は、歴史研究の威信を強化する主題に関する、
同時代のアプローチに道を開きました。


スタシス=サマラビシャス博士(1930-1992)は、ソビエト時代を通じて、
歴史を管理するという思想的な傾向に反して、いつも主題に対して、
あるがままにしておこうとしました。
むしろ顧みられなかった対象を選ぼうと:歴史研究の主流からは外れた
リトアニアの16−18世紀を、彼は一貫して対象とし続けました。
彼の夥しい刊行物は、16〜18世紀の街の住民の生活や、当時の工芸、
貿易、技術そして建築を含んでいます。長年に亘って、著者はリトアニア
復古時代協会およびリトアニア歴史協会(城の研究センターでもあった)
の上級参与であり、ビリニュス大学でイギリス史を教え、再設立された
国家歴史科学委員会の書記長に選出されました。


この本は、リトアニアの歴史への同時代のアプローチを示しており、
願わくば、優れた学生の記憶に残らんことを。
posted by ジャパニスト at 20:35| リトアニア歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。