2015年06月29日

CERNと少女の自殺

欧州合同原子核研究機関(CERN)の素粒子円形加速器(LHC)が稼動
を始めた、と最近報じられました。この最新のLHCは、ジュネーブ郊外の
地下100mに埋設された1周27kmの超伝導磁石のトンネルのような
ものだそうです。この中を4〜8週間かけて光速に達するまで加速された
2個の陽子が互いに逆方向に周回し、衝突して宇宙の開始=ビッグバンの
1兆分の1秒後の状態を再現するというもの。その際にブラックホールが
生まれる可能性があるのだとか。

驚いたことに、そのニュースを見てインド人の17歳の少女が衝撃を受けた
のか、自殺を図ったといいます。世界広しと言えど、CERNの実験と聞いて
自殺をしようなどというのは、恐らくインド人以外にいないと思います。

インド人はお釈迦様の頃から哲学的思考に優れ、物事を徹底的に緻密に考え
続け、壮大な論理的体系を構築する事を得意とする民族。最近はチャンドラ・
セカールなどの天才的な天文物理学者を輩出していますし、多くのコンピュータ・
プログラマーの存在はインドの一大産業になっています。

そういうことから考えると、彼女の「数学的想像力」は陽子という極小の
存在と、その衝突から出現する極小のブラックホールから、地球がそのBHに
飲み込まれる極大のイメージを思い浮かべたのでしょうか。


ラベル:CERN
posted by ジャパニスト at 23:43| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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