2015年06月23日

東大寺七重塔再建さる!

七重塔:高さ70m!


4月23日から平城宮跡で、平城遷都1300年祭が開催されます。メインは何と
言っても、再建された『第一次大極殿』の勇壮な姿です。1300年も前に
こんな広壮で優美な建物を建てたことにも驚かされますが、もっと感動するのは、
現代でもその雄姿を再現することのできる技術が継承されていることです。

でも、その『第一次大極殿』以上に興奮する構想が持ち上がって来ました。
東大寺の『七重搭』を「再建」する、というものです。

東大寺は、近隣の興福寺とともに治承4年12月28日(1181年1月15日)の平重衡の
兵火、そしてまた戦国時代の永禄10年10月10日(1567年11月10日)、三好・松永の
戦いの兵火により壊滅的な打撃を受け、大仏殿をはじめとする多くの堂塔を失い
ました。東西の七重塔も中世以降はついに再建されることはなく、今は各建物跡に
礎石や土壇のみが残されているのみです。

東大寺七重搭の大きさは、全高約70m、相輪の長さ26m、柱間5間初重平面14.6m
四方の七重塔だったとされています。一説には100mの高さだったとも言われます。
興福寺の五重搭が高さ50mですから、高さ70mの構造物というのは当時の人たちに
とって、ほとんど新宿の京王プラザビルを真下から見上げているような感覚だった
ろうと思います。

私が東大寺七重搭の存在を身近に知ったのは20年前くらいで、生まれ育った奈良を
離れた後でしたが、その時の書物には九重搭と記してあったと思います。思い違い
かも知れませんが。それも各層の規模が興福寺五重搭と同じとありましたから、
それならば全長は100mに達していた筈で、ほとんど想像を絶するような巨大な構造物
が平城京の東に2基聳えていたことになります。

生きている内に、再建された搭を見てみたいです。

 

 




ラベル:七重搭 東大寺
posted by ジャパニスト at 06:33| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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